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エタノールとメタノールの違いって命に関わるほど危険?!

お酒を飲むと酔う原因と考えられているアルコール。

 

そんなアルコールにも主なものとしてエタノールとメタノールに
分類されることがありますが、この両者の違い・・・あまりわかっていないという方が多いんですよね。

 

エタノールとメタノール。パッと見何が違うのか分からないという方も多いかも知れませんね。
ですが、実はエタノールメタノールには大きな違いがあります。
人間が飲んでも問題ないのが(二日酔いは除きますよ....)エタノール。

 

一方で人間が決して飲んではいけないのがメタノールです。
実はそんなメタノールが昔、第二次大戦終戦直後の日本では、安価にお酒を量産するために使われていた事があったそうです。

 

その結果はどうなったかと云うと....失明されてしまう方や、最悪の場合死に至ってしまう方が続出したと言います。

 

 

具体的な人数までははっきりとは分かりませんが、終戦直後の混乱期ではどうしようもなかったのかも知れませんね。
もちろんそんなお酒を造る事や提供する事自体は許されてはなりませんが、現在の日本では、個人の密造酒(れっきとした法律違反です。)を除いては起こり得ません。

 

密造酒は税金を逃れることもできてしまうため、脱税にもなりますからね。
まぁ、お酒の製造に関しては『いろいろな大人の事情』も関わってくるのでこむずかしい話はこのくらいにしましょう。

 

ところが、海外に目をやると結構いろいろな国で、メタノールを混ぜたお酒で死者が出るという事故(事件と言った方が良さそうですが....)があります。

 

ロシアは冬になると吐く息が凍ると言われるほどの寒さになりますが、そんなロシアでは昔から密造酒によって死者が出るという事が起こっているそうです。

 

ちなみに日本では明らかな違法行為以外には起こり得ないメタノールでのお酒ですが、飲むと通常のエタノールのお酒とは違ってアセトアルデヒドではなく、ホルムアルデヒドという中間物質に分解されます。

 

さらにメタノールはそこから蟻酸(ギサン)という物質に変換代謝されるのですが、どちらも人間にとっては猛毒です。
ホルムアルデヒドはシックホーム症候群(アレルギー)原因としての聞いた事がある方が多いでしょう。

 

しかし、あのシックホーム症候群は何千倍、何万倍にも薄められた気体として体内に入っても、あれほどの害を及ぼすのです。
純度100%ホルムアルデヒドがどれほど危険かは説明の必要もないでしょう。

 

とにかく、メタノールとエタノールでは大きな違いがあるのです。

 

なぜエタノールで人は酔っ払うのか

お酒で酔う

一般的にお酒の中に入っているのはエタノールです。
なので、アルコール=エタノールみたいな認識でも大丈夫です。

 

エタノールという成分は、体の中の酵素の働きによって、体内に入ってから最終的には水と二酸化炭素に分解されて、汗、尿、呼吸などによって外に排出されて行きます。
なお、お酒を飲むとなぜ人体に様々な作用が起こるのでしょうか。

 

 

アルコールは、私たちの1の中や肝臓など、様々な部分に影響を及ぼしますよね。

 

もちろん、飲酒の量が適切な量であれば特に問題はありませんが、必要以上に飲み過ぎてしまうと身体的、精神的に悪影響が出て、場合によっては社会的な悪影響にもつながりますよね。
なお、お酒を飲むと酔っ払うものですが、その酔っ払いの程度というのは、どのくらいの細胞にアルコールが浸透するかによって決まってきます。

 

酔っ払っている状態というのは、簡単に言うとエタノールによって脳が麻痺してしまい酔っ払った状態になります。
そんなエタノールですが、一般的には悪いところばかり指摘されていますが、体に良いこともあるんです。
昔から、1日1号のお酒は体に良いと言われてきましたが、これは今でも言われていることです。

 

飲酒と死亡率の割合を表すジェーカーブ効果という免疫調査があるのですが、
これによると、毎日適度な量の飲酒をする人は全く飲まない人、
もしくは時々飲む人に対して、死亡率が低い傾向にあると言われているんです。

 

しかし、毎日大量の飲酒をする人の場合は、むしろ死亡のリスクが高まるため、やはりお酒の飲み過ぎはよくないです。
このように適度なお酒は体に良いということになってきます。

 

また、お酒にはリラックス効果をもたらすとも言われています。
確かにお酒を適度に飲むとほろ酔い状態でとても気分が良くなりリラックスした状態になりますよね。
実際にアルコールは大脳神経皮質の働きを鈍くする働きがあり、それによって感情や衝動、性欲や食欲等の本能的な部分の大脳の古い皮質の働きが活発になり、精神が向上して元気が出るんです。

 

実際に適度な飲酒はストレス解消にも効果的なので、自分の適量を理解した上でほどほどに飲む分にはエタノールはすごく魅力的なものなのです。

 

自分にとって適量な飲酒量は、その日の体調によっても変わる

お酒を飲んだ経験が多い方ならば、前はこのくらいのめたのに、今は何故かこれっぽっちしか飲めない。といった経験はありませんか?
同じ人物が同じお酒を同じ量だけ飲んでいる、酔っ払いやすかったりまだまだ飲めたり、なぜそのような違いが起こるのでしょうか?

 

それについてはまだ完全には解明されていないそうなのですが、一般的に、その日の精神状態や身体の状態などが関係しているといわれています。
なので、自分がこのくらい飲めるから今日もこのくらい飲んで大丈夫だろう。と意気込んだところで次の日に悪酔いしてしまったり二日酔いしてしまったりすることもあるんです。
なので、そういった意味でも、ストレス解消や健康目的でお酒を飲むのであれば、少しずつゆっくりと飲んでいくのがオススメでは無いかと思います。