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二日酔いの間違え対策|迎え酒

『神は、6日でこの世を作り給うた。7日目には二日酔いを作った。』
これは有名なアメリカの写真家ロバート・キャパ氏の言葉です。

 

まぁなんともといった言葉ですね・・・
二日酔いを酒を飲み過ぎた自分の過ちではなく神のせいにするくらいですから、よほどの酒好きだったんでしょうww

 

わたくし管理人もずいぶんと酒では失敗して来ましたが、とりあえず神のせいにする事は無かったと思います。笑
まぁロバート・キャパ氏の言葉はともかくとして、二日酔いの対策に迎え酒を勧める方もいますが、それはとても危険な行為と言わざるを得ません。

 

確かに、二日酔いの頭痛や吐き気、めまい、身体のだるさ、吐き気といった症状はツラいものですが、
迎え酒はその苦しみに脳をアルコールでマヒさせて対抗しようというのですから乱暴な話です。

 

そんな理論を振りかざす人は大抵が、アルコール依存症への道(ドラゴンへの道ならカッコ良いですけどね。汗)をまっしぐらに進んでいるので、絶対にマネをしないで下さいね。
ちなみに二日酔いの予防に胃薬を飲むという方がいますが、これも実は間違えです。

 

市販の胃薬は、胃液の分泌を抑えて胃粘膜を保護するという目的がありますが、胃の粘膜を保護しても二日酔いの予防には何の役にも立ちません。
なぜならば、アルコールはおつまみなどと一緒に胃でドロドロのペーストにされた後に小腸や大腸に行ってから始めて吸収されるものだからです。

 

おそらく胃薬を飲んで二日酔い予防が出来た事があるという方は、おそらくもともとアルコール分解酵素(ALH)の分泌が盛んにおこなわれる体質の持ち主で、胃薬を飲んでも飲まなくても結果は同じだったはずですよ♪

正しい二日酔い対策ってどんな方法があるの?

実際に二日酔いになってしまったときの話になりますが、お酒や薬などを活用して二日酔いを改善しようとするのはあまりお勧めできません。
なぜならそれは根本的な対処法になっていないからです。
二日酔いといってもいろんな症状がありそれぞれに原因が違ってきますが、大抵の場合は体の水分不足と体内にアセトアルデヒドという成分が滞在してしまっていることが原因です。

 

そのような状態に対してお酒を飲んでしまったり薬を飲んだとしても、脱水症状が加速するだけであり、アセトアルデヒドの蓄積につながるだけですので、あまりその方法はおすすめできません。
むしろ迎え酒はさらに症状を悪化させるだけですので、しないことをお勧めします。
では、どんな方法で発生してしまった二日酔いにアプローチすれば良いのでしょうか?

 

非常にシンプルな方法として有効なのはこまめな水分補給をすることです。
これを徹底して行うことでまず脱水症状による二日酔いの症状を速やかに改善することができます。
またこまめに水分補給をすることにより体の代謝も良くなるのでアセトアルデヒドの排出効果も高まっていきます。
二日酔いの元凶となる2つの民の原因に対して高いアプローチ効果が期待できるので、こまめな水分補給はおすすめです。

 

なお水分補給のやり方としては、コップいっぱい程度の水で良いので1時間おき位でこまめに補給していきます。
30分おきの水分補給でも構いません。
とにかく細かい頻度で少しずつ水分を補給していくのが重要になります。
できれば朝起きてすぐに始めるのが好ましく、二日酔いの症状が治まるまで繰り返していきましょう。
なお30分に1度の水分補給はさすがに頻度が高すぎるかもしれませんが、1時間おきのこまめな水分補給は二日酔い対策だけでなく健康面でも効果的ですし、体の代謝が高まるのでダイエット効果にもつながります。
この習慣はおすすめです。

しじみの味噌汁も効果的

二日酔いの予防方法としてしじみの味噌汁を飲んでおくのが効果的だという話は比較的有名かと思いますが、これは二日酔いになってしまってからでも遅くはありません。
しじみにはオルニチンという成分が含まれており、この成分が肝臓の働きをサポートしてくれます。
そして味噌汁の味噌はオルニチンの働きをサポートすると言われているので、しじみ味噌汁は相乗効果が期待できるんです。
またこのようにして肝臓の働きが高まっていくことにより、体内に残ってしまったアセトアルデヒドの分解をサポートすることができるので、こまめな水分補給と合わせてこの技を使うと、効率よく体の中から毒素の排出ができ、二日酔いの改善につながります。
しじみ味噌汁を食べるタイミングはいつでも構いませんが、可能であれば二日酔いになっている間はこまめに摂取するのが良いでしょう。

 

サプリによるオルニチン摂取もオススメ

しじみ味噌汁を飲むのも効果的なのですが、状況によってはそれが困難な場合もあるかと思います。
そんな時はその成分が含まれているサプリメントを活用してしまえば良いのです。
最近ではコンビニやスーパー、ドラッグストアに行けばそういったアイテムがすぐ手に入ります。
またサプリメントであれば余ってしまったとしても次回の飲み会の時に二日酔いの予防策として活用することができますので無駄になる事はありません。