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二日酔いの症状を長引かせない方法

二日酔いを長引かせない方法

古今東西二日酔いの長引かせない方法はたくさんの言い伝えがあります。

 

最もポピュラーな方法が水をたくさん飲むです。

 

この方法は確かに良い方法で、強いお酒を飲むときに水割りで飲むと二日酔いや悪酔いをしにくいのと同じで、アルコール分解の効率が上がります。

 

もちろん血中のアルコール濃度が低くなるような飲酒中の水の飲み方をすれば二日酔いの予防にも役立ちます。

 

しかし二日酔いになってしまってからの対策という意味では、それほど効果が大きいものではありません。

二日酔いを長引かせないためにはアルコール分解の加速が必要

前日の深酒から体内のアルコール分解が追い付かずに二日酔いに長引いてしまっている状態に効果的なものは糖質です。

 

これは、体内に残っているアルコールを中間物質で毒性の強いアセトアルデヒドから無害な酢酸や水と炭酸ガスへと分解する過程で、
その作業に集中するために肝臓が通常時のような糖質の変換・貯蔵が出来ないためです。

 

糖質が不足するとどうなるかというと、低血糖症となって血中のアルコール濃度が高くなってしまい二日酔いの症状が長引いてしまうのです。

糖質と同時に糖分も大切です

糖質は身体全体にとって脂質を燃やしてエネルギーを取り出すために必要なものですが、それと同時に糖分も必要なのはご存じの通りです。

 

糖分は脳に直接的なエネルギーとなります。
その糖分も通常時は肝臓がストックしていて必要に応じて体内の各所に行き渡らせるのですが、
先ほども紹介したようにアルコール分解の仕事中は「それだけに集中している」ので、糖分の貯蔵が出来なくなります。

 

昔から「何も食べずにお酒を飲むと身体を壊す」と言われるのは、
酒の肴として食べるものからでも糖分・糖質を摂りタンパク質なども適宜補給する事で
肝臓がアルコールを分解している最中も体内機能を維持するための「先人の知恵」といったところでしょうか。

糖分と糖質を摂るために.....

二日酔いを長引かせない方法

二日酔いの辛い症状を少しでも早く脱するためには糖分と糖質の補給が一番効果的と書きました。

 

ちなみに糖分と糖質を手っ取り早く補給する方法として良いのは、スポーツドリンクとプリンを食べるのが効果的ですよ。
スポーツドリンクはご存じの通り吸収効率がとても良く、アルコールの分解で消費する糖分と水分を素早く補給出来ます。

 

一方、プリンの方は同じ糖分でもアルコール分解の大仕事で疲れている肝臓に持続的な糖質として有効なショ糖が補給できて、卵黄と牛乳で作られているので、良質なたんぱく質も摂れます。
甘い物がとことん苦手という方以外にはお勧め出来ます。二日酔いを長引かせないためにも肝臓の仕事量を減らしてあげることが重要で、糖質・糖分の補給は大切なんですね。

軽い散歩でアルコールの代謝を促す

少し前にもありましたが、二日酔いを長引かせないためには、二日酔いの原因となっている有害物質をいち早く体の外に排出することがポイントとなってきます。
そのために行いたいポイントの1つとして、軽い散歩を行っていきたいのです。

 

理由はとてもシンプルなのですが、人は歩くことによって血液の流れが良くなります。そうすると体の代謝が高まることを意味するので、血液中やリンパの中にある老廃物や有害物質など、様々な成分を外に排出しやすくなるのです。
実際に酔いを覚ますために外を散歩するのが良いと言われていますよね。
その原理にはこの体の働きが関係していたんです。

 

なお、この時に行うウォーキングはダイエット目的ではないので、特に難しいやり方などを気にする必要はありません。
ウインドウショッピングをするようなのんびりすぎる散歩よりは、ひたすら歩き続けることを意識するようなウォーキングのスタイルの方が効果が出やすいと思います。
ただ二日酔いの時は体の状態が水分不足になっている可能性が高いので十分に水分補給を行った上でもしくは水分を持ち歩いた上で散歩をするようにしましょう。

 

そうでないと脱水症状で悪化してしまう可能性があるので、そこだけは十分注意してくださいね。
この概念と水分補給や栄養補給の概念をつけることで、二日酔いをできるだけ早く沈めることができるでしょう。