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二日酔いの対策は「飲み過ぎない」だけ?

みんなで楽しくワイワイ飲むお酒は普段の嫌なことやつらいことも忘れることができていいものですよね。
しかし、人によってはひどい二日酔いに襲われてつらいという人もいます。
二日酔いは飲む前や飲んだ後のケアをするだけでだいぶ症状が緩和されます。

 

まずよく言われることですが、飲む前は空腹状態を避けるようにすることが肝心です。
できれば、油(脂肪分)が少なくタンパク質が補給できるものや肝臓の働きを強めてくれる
クエン酸(ビタミンC)やイカ、カキなどに含まれるタウリンなどが摂れるおつまみを先に食べておくと良いですよ。

 

こうすることでアルコールの吸収速度がゆっくりになり、酔いにくくなります。
また、胃袋に膜を張ってくれてアルコール吸収を弱めてくれるという説があった牛乳ですが、
こちらは、さほど効果が期待できません。
その理由は2つあります。

  • 胃袋はアルコール吸収はほとんどしない(15〜20%弱)
  • アルコールは牛乳と親和性が高く、膜を溶かしてしまう

こういった2つの理由から、お酒の前に牛乳を飲んでも二日酔い対策にはほとんど効果が期待できないことが分かっています。
しいて牛乳のお酒対策の効果としては、ビタミンとアミノ酸が摂れるので、肝臓の回復をいく分か助けてくれるくらいです。
近年、すっかり定着したウコンも二日酔い対策には効果的です。
ウコンに含まれるポリフェノールの「クルクミン」という成分がアルコール分解を助けてくれると言われています。
タイミングとしてはアルコールを飲む直前が望ましいですが、
それができない場合にはあらかじめ早めに飲んでおいても構いません。
また、大昔(一説によると鎌倉時代から)庶民の間で、
酒を飲むならその前や後に食べるべきと言われている「しじみ」も二日酔い予防と対策には最適です。
これは、しじみに含まれる「オルニチン」という成分が
二日酔い予防のための毒素分解の働きをする肝臓の解毒機能を強化する働きがあるためです。
ウコンが良いのか、しじみが良いのかといったところについては体質やその時の体調によっても違うので、
一概にこちらが良いと決めつけられない部分があります。

二日酔いの予防対策をやってもダメだった場合は・・・

どうしても予防できなくて二日酔いになってしまった場合は、まず水分をたくさん摂るように心がけましょう。
アルコールの摂取によって知らず知らず体は脱水状態になっています。
お茶や水でも構いませんが、バランスのとれたスポーツドリンクが最もおすすめです。

 

肝機能を助けるシジミの味噌汁も二日酔い対策としておなじみの一品ですね。
あまり知られていませんが、柿もアルコールの分解を助ける成分を含んでいます。しっかり対策してお酒を楽しみましょう♪

 

二日酔い対策は飲み会中の水分補給が重要

二日酔い対策は飲み会の前にウコンドリンクを飲んだりしじみを食べたりするのもオススメなのですが、それだけではありません。
飲み会の最中の水分補給もまた重要になってきます。
というのも、飲み会の時にお酒は飲めば、体の中にアルコールが入るわけですがその時点から体のアルコール分解は始まっていきます。
そしてそのキャパシティーの中でアルコールを分解していくわけですが、分解している最中にもお酒を飲む体が進めば体の中に継続的にアルコールが入っていきます。
ですがもしもこの時にこまめな水分補給ができていれば、水とアルコールが中和されるので、アルコールの吸収速度が一気に細くなります。
そうすると肝臓の働きを邪魔することなくスムーズに行うことができるため、悪酔いや二日酔いのリスクを下げることができるんです。
なので私の個人的なオススメの飲み方としてはアルコール飲料を注文すると同時にお冷やをお願いします。
そしてお酒を飲んだら次はお冷やを飲むといったような感じで交互に飲み進めていきます。
もしこれができる状況下なのであればぜひ試してみてください。
下手に酔っ払ってしまうことも減りますし、二日酔いになることが圧倒的に減りました。
とは言え、この方法があるからといってアルコール濃度が高いお酒をハイペースで飲みまくってしまっていてもあまり意味がありませんし、そもそもウコンドリンクなどを飲んでもそのサポート効果を上回るスピードで体を痛めつけることになるので、やはり根本的何か対策の方法としては、アルコール濃度が控えめなやつを選んでそれをゆっくりと飲み進めていくことではないでしょうか。

 

あと、飲み会が終わったといい感じで酔っ払ってしまうとそこで対策をとることを忘れてしまいがちですが、水分補給を継続してこまめに行う事は忘れないでください。
ここでしっかりと水分補給できるかできないかが次の日の体の調子に大きく影響してきます。
できれば寝るまでの間は30分から1時間おきにコップいっぱい程度の水分を補給するようにしてください。
このような対策をとることで、かなりの確率で二日酔いのリスクを下げることができます。