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健康数値で気になる数値|γ-GTP

会社の定期的な健康診断や人間ドッグに行くと、いろいろと肝臓に関して気になる数値が出て来ますが、その中の一つにγ-GTPがあります。

 

ところが、実際に異常が見つからない、もしくは異常と診断されない限りあまり気にも留めない数値でもあります。

 

ですが仲間同士の飲み会や宴席でのお酒をこれからも楽しみたいと思うなら一応知識として知っておいて損はない数値ではないでしょうか。

 

専門家ではない管理人が言うのもおこがましいですが、出来る限り分かり易く説明しますので、少しだけ我慢してお付き合いをお願いします。

健康数値で気になる数値|γ-GTPって何なの?

肝臓は物言わぬ沈黙の臓器と言われています。その理由は病巣を抱えていた場合にその進行度合いがかなりのところまでいかないと自覚できる症状が現れないためです。

 

そして、長年の食事習慣やアルコールなどに痛めつけられていると案外と病巣に侵されやすい臓器であるにも関わらず、数値で異常が発見された時には、かなり本気の治療が必要となっている場合もあるなど、怖い臓器とも言えます。

 

そんな肝臓に関して健康診断で出される数値にはいくつか種類があります。γ-GTPもそのひとつなのですが、普段からその心配をしながらお酒を飲むという訳には行かないのも事実です。

 

すみません。話が長くなってしまいましたが、本題に入ります。

 

γ-GTPとは、肝臓、腎臓、すい臓、小腸などに存在している酵素の1種で、その正式名称をガンマ・グルタミルトランスペプチダーゼといいます。

 

なぜγ-GTPの数値が血液検査から判明するかと云うと、本来は血中に存在するものではない酵素が血中に溶けだしていると数値が上がってしまい発見に至るという仕組みです。

 

ではなぜ血中に溶けだすかと云うと、肝臓や胆管の細胞が壊れると溶け出すのですが、それはそのまま肝臓のダメージと判断されます。

 

その数値の平均的な正常値は、日本人の成人男性の場合は10〜50で、成人女性では、9〜32です。

 

物言わぬ沈黙の臓器だけに、唯一発する危険信号である数値に耳を傾ける機会を出来るだけ設けてあげる事が、
お酒を楽しむ事や普通の生活を問題なく送る事が出来るポイントと言えるでしょう。

 

今後もお酒を何も気にせず楽しく飲んでいくためにも健康診断以外にも積極的に自分の肝臓の状態を把握するために役立てたい数値がγ-GTPです。