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健康診断で良く聞く肝臓の数値|ASTとは

会社や地域で受ける健康診断や人間ドッグなどで肝臓にまつわる数値がいくつかあります。
このページでは、そんな数値の中でも『AST』についてご紹介します。

 

肝臓は身体の臓器の中でも唯一、再生可能な臓器で自然治癒が可能なんですが、
一度それが発生すると治るまでに長い時間が掛るのと食事制限など厳しい管理に身を置く必要が生じます。

 

そうしないと治らないのですが、一方で神経組織がないために痛みを感じる事がなく、沈黙の臓器とも言われています。
しかし肝臓は、解毒や代謝、胆汁の生成など大切な働きを持っており、疲れを回復させる事が出来るのも肝臓の働きのおかげです。
さらに皆さんご存じの通りアルコール分解もこなしており、これは解毒機能(尿素回路)によるものです。

 

肝心要の....と昔から言われるように身体の中でとても大切な働きをこなしてくれています。

ASTってどんな意味の数値?

さて、早速ですがASTについて紹介しますね。
ASTとは、肝細胞以外にも身体の各臓器にも存在する酵素の事で、エネルギー代謝やタンパク質の代謝を行っています。
ただし肝臓以外の臓器の心臓や腎臓にも存在するために、この数値だけでは肝臓のなんらかの異常であると断定する事が出来ない数値でもあります。

 

肝臓で作られる酵素なのですが、肝臓の異常の場合には酵素が血中に漏れ出すので数値異常として検出されます。
ただし先ほども書いたように肝臓の異常だけで出る数値ではないので、肝臓の異常と断定するには、別のページで紹介させて頂いたALTも検査する必要があります。

飲み会で肝臓をいたわる飲み方

肝臓といえばアルコールを摂取することにより、そのアルコールの成分を分解してくれる非常にありがたい臓器であるという認識の方は多いかと思います。
その肝臓ですが、あまり無茶しすぎると働きが低下してアルコールの処理能力とか体回の代謝能力とかが低下してしまうのをご存知ですか?
肝臓は私たちが思っている以上にいろんな働きをしてくれるので普通に生命を維持するために必要不可欠な存在でもあります。
その肝臓は、大抵の場合悪い飲み方をすると働きが低下してしまうと言われているんです。
ただ、肝臓の働きが低下してしまう原因を理解した上でそれに沿った対策をとることで、お酒を飲んでも肝臓への悪影響を最小限に抑えることもできるんです。
それではまず最初に肝臓の働きが低下してしまう悪い飲み方についてみていきたいと思います。

アルコールを一気に送り込むのは危険

お酒入っているアルコールは、いちどいの中で吸収された後肝臓に運ばれて肝臓で処理されます。
肝臓が動いている以上、止めどなく囲まれたアルコールを分解して処理してくれるのですが、一気にアルコールが押し寄せてしまうとその処理が追いつかずに、スムーズに処理されなかったアルコールの成分は血液に溶け込み、体中にまわってしまうんです。
その結果翌日の関節のだるさや、頭の痛さなどいわゆる二日酔いの症状に発展してしまうのです。
少し話がそれてしまいましたが、肝臓がアルコールを処理するのにも、ある程度定数というものがあります。
工場のベルト・コンベアによる流れ作業で例えるとわかりやすいのですが、ベルトコンベヤは一定の速度で効率よく運ばれてきたもの処理していきますよね。
またコンベアの行き先には別のセクションがあり、そこでは別の処理が行われますが、その処理もベルトコンベヤの流れの速さに合わせた動きで処理していくので、それ以上の速さでアイテムが流れ着いてもスムーズに処理できずに溜まってしまいます。
もしもベルトコンベヤのスピードが早まってしまったり、流れてくるアイテムの量がいきなり増えてしまうと最終的な終着点でスムーズな処理が行えずにどん詰まりの状態になってしまいます。
飲み会の時にやたらと強いアルコール飲料を飲んだり、勢い良く木の実をしたりしてアルコールを一気に肝臓に送り込むというのは、まさにこのような状態を作り出していることを意味しています。
これだと当然、肝臓の部分でアルコールの成分がドンズ待ってしまいますので、正常にされなくなるだけでなく、それでも肝臓はちゃんと処理仕切ろうとして一生懸命働いてしまうんです。
そこでオーバーワークになり、やがて肝臓が疲れて働きが低下してしまうんです。
これこそが肝臓に悪い最悪な飲み方です。
では、具体的にどのような飲み方をすれば肝臓をいたわることができるのでしょうか?
大きく分けるとポイントは3つあって、まずはアルコール度数が高いお酒を選ばないことです。
次に、ペースをできるだけゆっくりにすることです。
飲み会の時、ジョッキを手に取る回数が少ないと、周りからあおられてしまうことってありますよね。
ですがその時はおとなしくジャッキを手に取り口に運んでください。
ですがその時、いっぱい飲むふりして口はしっかりと塞いでおきます。
そうすれば結果として周りには飲んでる風に見せかけることができ、実際には口の中にお酒を運んでないので、自分のペースを維持することができます。
このようなトリックを使いながらうまくやり過ごしていきましょう。
とにかく、いかにアルコールの成分をゆっくり肝臓に運んでいくかが重要となってきます。
それを起点に考えていくと、新たな発見もあるかもしれませんね。