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お酒が及ぼす影響は他人にも及ぶ場合が....

夏本番に向けてビールや冷えた日本酒などが美味しくなる季節を迎え、TVや新聞でもビアホールやオススメの居酒屋等を紹介するニュースや記事が本格的になってきてますね。

 

お酒を飲むことは楽しい事には違いありませんが、飲み過ぎると酔っ払う状態に陥り、人によっては悪酔いの影響が甚大な場合があります。

 

悪酔いの影響で最も多く見られるのが、所構わず嘔吐したり寝込んでしまったりと本人は良いのでしょうが、周囲が大迷惑を被る事が多々あります。

 

更に悪酔いの影響で一番タチが悪いのが酔っ払っている間の本人の記憶がすっぽり抜け落ちてしまう事が数多くあり、誰に何をしたのか何を言ったのか、全く思い出せないという点です。

 

酔っ払った同僚や上司に限らず、全く知らない他人に難癖をつけられたり、喧嘩を売られたりして非常に迷惑を被った方々も多いでしょうし、当事者が素面に戻った時の恥ずかしさとどうしようもない不安感は筆舌に尽くしがたいものがあります。

 

周囲の見る目が例外無く悪くなる上に人間関係にも暗い影を落としかねませんからお酒を飲んで酔っ払っても良い事など何一つ無いという認識も改めて持つ必要があります。

 

やはり、いつの時代も言われている事ですが、お酒は適量を守って楽しく飲むのが一番です。酒は飲んでも飲まれるな!という訳ですね。耳が痛くなる話です。ハイ。

なぜお酒を飲んで悪酔いしてしまうのか

下手に行くお酒を飲めば、悪酔いしてしまうわけですが、その仕組みやプロセス的な部分で言うと、人はお酒を飲むと悪酔いしてしまうのでしょうか?
ここが見えてくると悪酔いしない上手な飲み方ができるかもしれません。

 

まず私たちがお酒を飲んで悪酔いしてしまう理由は、アセトアルデヒドという物質が関係しています。
お酒を飲むことによって約20%位は入れ食べ物と一緒にお酒の成分が吸収されて残りは小腸で吸収されていきます。

 

こうして体内に吸収されていたアルコールというのは後々肝臓の部分に行き渡りあるアセトアルデヒド、さらには酢酸に分解されて行く仕組みです。
そして最後は水と二酸化炭素に分解されて体の外に排出されていくわけです。

 

これがスムーズに行われれば悪い男や二日酔いにはならないのですが、私たちが肝臓でアルコールの成分を分解するにもできる量が決まっているんです。
なんと体重1キログラムあたり1時間で0.1グラム程度のアルコールしか処理することができないんです。
なので60キロの体重の割合で言うと体重10kgにつき1時間に6グラム程度のアルコールしか分解できない計算になります。

 

アルコールの分量をこのように言われてもピンとこないと思いますが、ビール500ミリリットルの缶で例えると、そこに含まれるアルコールは約20グラムになります。
つまり体重60キロの人がビール500ミリリットルのアルコールを分解するためには5時間以上かかってしまうわけです。
そして分解されるまでの間血液中に混ざり込んでしまったアルコールは、体中を廻り回ってしまいます。
そして脳内に達成してしまったアルコールは、脳に刺激を与えて麻痺させます。
まさにこの状況が酔っ払っている状態です。
そしてアルコールよりもアセトアルデヒドの濃度が高い場合に悪酔いが発生してしまい、いわゆる人に迷惑をかける行動の発生率が高まってしまうのです。

 

もしもアセトアルデヒドの分解能力が非常に低い方が無理してアルコールをガンガン摂取すれば、当然血液中のアセトアルデヒドの濃度が高まるので、悪酔いしてしまうリスクが高まります。

 

では、この話を踏まえた上で、どのように飲めば悪酔いしないですのでしょうか、それを見ていきましょう。

 

悪酔いしない飲み方

ポイントはとてもシンプルで、いかにアルコールの吸収スピードを遅らせてあげるが重要になってきます。
後は、アルコールの分解や肝臓の働きをサポートしてあげることも大切です。
まずアルコールの吸収スピードを遅らせるためには、飲み会の前に何か食べ物を口に入れていの中にバリアを張っておくことが大切です。
特に炭水化物や脂質系の食べ物が良いとされています。

 

後は、そもそもアルコールをゆっくりと体の中に入れてあげるようにハイペースで飲まないことや、アルコール濃度が高い飲み物はできるだけ選ばないように心がけることです。
ですが、飲み会の最中は何が起こるかわかりませんよね。
もしアルコール濃度が高い飲み物をハイペースで飲まされてしまった場合は、できるだけ早くたくさんのお水を飲みましょう。
そうすることにより体の中でアルコールと水分が混ざって中和されて、体の中に吸収されていくスピードを遅らせることができます。

 

ちなみに、肝臓の働きをサポートさせるためには、ウコンの力とかヘパリーゼとか、そういったアイテムに頼るのがやはり1番いいです。
当然ですが飲み会の前にそれらを飲むのがベストですが、飲み会の最中でも飲んだ後でも飲めるタイミングがあれば飲むに越した事は無いので、飲み会前にそういったものを飲み忘れてしまったとしても、タイミングがあれば飲むようにしていきたいですね。