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悪酔いの影響|予防法とおすすめは?

お酒を飲んでいる最中に頭痛や吐き気がして、いつもより早い段階で酔ってしまうことも悪酔いといわれますね。
どちらにしても周囲に良い影響を与えるものではありません。

 

飲みすぎて記憶がなくなってしまったり、ハイになって騒ぎすぎて周りに迷惑をかけてしまうことは誰もが経験があるかと思います。
仲間や友達から『こいつは酒癖が悪いからな・・』なんて言われないようにほどほどにしたいものです。

 

また、酔うことで自身の体にも大きな負担をかけることにもなります。
肝臓に関連する病気で健康診断で異常な数値が出たりすると不安になるのも当然ですよね。
また、先ほども言った通り一緒に飲んでいる友人や同僚、先輩や上司との人間関係にも悪酔いの影響がでてきてしまうかもしれません。

 

それに居酒屋で飲んでいるときに隣の部屋にそんなうるさい客がいたら、嫌な思いをしてしまいます。

 

自分は楽しかった記憶しかないけど、実は周りの方々にとても迷惑をかけていたことを後で知った・・・
という経験をしたことがある人もきっといるのではないでしょうか。

 

人間関係を円滑にするためのお酒の席が飲みすぎで逆にギクシャクすることになっては、それこそ本末転倒です。
楽しいお酒の席で悪酔いしてしまわないように、自分に合った適度な量と飲むペースには十分に気をつけるようにしましょう。

 

当然ですが、悪酔いは身体にも影響が出ます。
酒の失敗談も多々ある管理人が言えた事ではありませんが、特に若い頃はついつい飲みすぎやオーバーペースなどもあります。
飲み会の数自体も多いでしょう。

 

ただし、若い人でもお酒が苦手であまり飲めない人はたくさんいると思います。
そんな人には、あまり強くすすめずに自分のペースで飲んでもらったほうが良いでしょう。

 

みんなが楽しく、お酒のせいでつらい思いをする人が一人でも少なくなってくれることを願っています。
ここまでダラダラと話が長くなってしまいましたが、なぜ悪酔いをしてしまうのかと言ったところを見てみましょう。
お酒をハイペースで飲んでしまったり、ゆっくりとでも飲み過ぎが直接的な原因になることは間違いないのですが、実はそれだけではない部分もあるんです。

なぜ悪酔いしてしまうのか?

悪酔いする日もあれば悪い良いしない日もありますよね。
その違いは一体なんなのでしょうか?
まず悪酔いしてしまう理由について見ていきますが、それはアセトアルデヒドという物質(毒素)が犯人です。

 

私たち人間は、お酒を飲んだ場合その20%は胃の中で食べ物と一緒に吸収されて、残りは小腸に送られてだんだんと吸収されていくものです。
体に吸収されたアルコールというのは、肝臓という臓器でアセトアルデヒドと酢酸(さくさん)という物質に分解されます。
そして最後は水と二酸化炭素に分解されて体の外に出て行くようになっています。
この流れが高速で行われてすぐに分解されて外に出て行ってしまえば話は早いのですが、この分解のスピードや量、実はかなり遅いんです。
簡単な例で言うと、ビール500ミリリットルに含まれているアルコールの場合は、アルコールの量が大体20グラムになりますので、体重60キロの人の場合はこれを分解するだけでも3時間以上かかってしまいます。
結構な時間が掛かってしまうものなんですね・・

 

分解されるまでの間は血液中に紛れ込んだアルコールは血液に乗って体中にまわっていきます。
身体は肝臓にたくわえられているブドウ糖を全身に配るために血流を『物流網』として使っていますから、肝臓で分解しきれなかったアルコールは全身に回ってしまうことになります。
そしてやがて脳の中にたどり着いたアルコールが脳の神経を麻痺させることで酔っ払ってしまうのです。

 

まず人が酔っ払う仕組みはこんな感じで、この時にアルコールよりもアルコールが分解される中間物質であるアセトアルデヒドの濃度が高いと悪酔いが発生すると言われています。
お酒が弱い人と強い人の違い、悪酔いする時と悪酔いしないときの違いというのは、アセトアルデヒドを分解する能力の違いに関係してくるんですね。

 

つまり、アセトアルデヒドの分解能力がもともとあまり高くない方は、勢いに任せてガンガンお酒を飲むと血液中のアセトアルデヒドの濃度が高まってしまい悪酔いしやすくなると言えます。
アルコール自体も肝臓で分解されるのですが、アセトアルデヒドも肝臓で分解されるので、肝臓の働きをベストな状態に近づけておくことが悪酔いをしないための手段になるんですね。

悪酔いしないためにできる対策は?

悪酔いをしないためには肝臓の働きをベストな状態に近づけておくことと言いました。
ではそのためにできる対策には一体どのような方法があるのかを見てみましょう。

 

大きな方向性としては、アルコールの吸収スピードを遅らせてあげることと、アルコールの分解スピードを落とさないように補助してあげることが大切になってきます。
ではアルコールの吸収スピードを遅らせるためにはどうしたら良いのでしょうか?
そのためにはお酒を飲む前に何か食べていの中に入れておきましょう。

 

これは昔からよく言われていますが、このようにすることでアルコールと粘膜の接触を緩和して結果的にアルコールの吸収を緩やかにすることができるんです。
特に効果的とされているのがタンパク質や脂質を含んだ食べ物で、チーズやヨーグルト、ナッツ類、おにぎりなどがお勧めです。
もしかしたら経験がある方もいるかもしれませんが、空腹でお酒を飲むと酔っ払う。と昔からよく言われていますよね。
それにはこのような原理が関係しているのです。
もともと悪酔いしやすい人が空腹のままお酒を飲んでしまうと、アルコールを吸収しやすくなってしまうので、悪酔いしやすくなってしまいます。

 

アルコールの分解や肝臓の働きを助けるには

そうするために効果的なのはやはりウコンの力やヘパリーゼなどのアイテムを活用することです。もちろん、これらは超即効性のあるお薬というわけではないので、お酒を飲む20分から30分前位に飲んでおくと効果的です。
ただ勘違いしてはいけないのが、これらを飲めば必ず悪酔いをしない。というわけではないというところです。
働きとして、あくまでアルコールの分解や肝臓の働きを助ける効果が期待されているだけであって、空きっ腹で飲んでしまったりすれば当然悪酔いのリスクが高まります。
なので先ほどもお伝えしたような何か食べ物を口にしてから飲むというのも大切にしたほうがいいと思います。

 

2つの方向からのアプローチをしていくことで悪酔いのリスクを大きく下げることにつながります。