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アルコール分解に必要な時間はどのくらい?

これから夏に向かってビールがとても美味しくなる季節がやってきますね♪
近所のショッピングモールの屋上など普段は店舗ではない所で飲むお酒は解放感もあってとても美味しく感じます。
ですが飲み過ぎると気になるのは悪酔い・二日酔いですよね....

 

体質や体重によって個人差はありますが、アルコールを体内で分解するにはどのくらいの時間が必要なんでしょうか。

 

二日酔いや悪酔いを避けるためには知っておきたい数字ですよね。大体の目安として覚えやすい計算式がありますので、そちらをご紹介します。

アルコール分解速度は体重で決まる?

もちろんアルコール分解の速度自体は個人差がある話なのですが、アルコールは体内に摂取されてからアセトアルデヒドという物質に変換されます。

 

そこから完全に無害な水と酢酸に分解されるという行程を経て完全になくなるわけですが、基本的にアセトアルデヒドの分解速度は体重に比例します。

 

つまり体重があればあるほど、アセトアルデヒドの分解速度が速いという考え方です。この考え方で行けば肥満体質の方ほどアルコール分解速度は速いという事になるのですが・・・

 

ではアルコール分解時間の計算式を....

先ほどの話を基にすれば、体重が多ければ多いほどアルコール分解の速度は速い事になります。

 

経験則や体感的には反対意見もあるとは思いますが、ひとまずは参考までに読んでみて下さい。

 

アルコール分解速度の計算式は個人差もありますが、体重1kgにつき1時間で0.1gとされています。
つまり体重60sの方なら1時間で分解できるアルコールの量は6gと云う事になります。

 

とは言っても6gのアルコールがどのくらいの量なのか分かりませんよね。苦笑
実は、この6gと云う量は、缶ビールの350mlの約半分程度です。

 

つまり、350ml缶のビールを一本飲むとそのアルコールがすべて分解されるには、2時間と少し掛る計算になります。

 

ちなみに日本で市販されているビールの場合、アルコール度数は5%前後なので、350ml缶のアルコール量は14gになる計算です。

 

ただし、肝臓の働きが個人差があるように、たとえ体重が70kgであっても80kgであってもアルコール分解にかかる時間には個人差があります。

 

しかも夏などでちょっと疲れ気味かな....と思う時などは肝臓の働きも鈍くなるのでアルコール分解に掛る時間は長くなってしまいますのでお気を付けを。

 

アルコール分解だけでは足りない二日酔い予防

良く一般的に、アルコール分解が早いやつは酒も強くて“二日酔いにならない”なんて言われませんか?

 

しかも、これに先ほどの体重の数値や体格の大きさなども含めたイメージで『そんな体格してるなら酒はたくさん飲めそうだな・・・』といういわゆる一般的なイメージっていうヤツです。

 

ですが、実際には飲んだお酒のアルコールはアルコール分解酵素によって分解されていく過程で、毒性が強く二日酔いの原因になると言われている“アセトアルデヒド”という中間物質に変換されます。

 

問題は、このアセトアルデヒドを完全に代謝(無害な水と酢酸、二酸化炭素に分解されて体外に排出される事)まで到達しないと二日酔いの不快な症状に悩まされる事になるんです。

 

厳密な話をしてしまうと、アルコール分解とアセトアルデヒド分解は別の段階で、アルコール分解は肝臓から分泌される胆汁酸によって行われ、アセトアルデヒド分解は、肝臓の解毒サイクルのオルニチンサイクルによって行われます。

アルコール分解 時間

アルコールはアルコール分解酵素、アセトアルデヒドを分解する物質はアセトアルデヒド脱水素酵素という物質によって分解されるんですよ。

 

どちらも肝臓に負担を掛ける事に変わりはないのですが、そもそも分解している媒体が違うので、二日酔い予防や対策という事で考えると重要なのはアセトアルデヒド脱水素酵素で、それを行っている肝臓のオルニチンサイクルという事になります。

 

体感的に置き換えてお話をすると、酔いから覚めるのはアルコール分解酵素によるもの、二日酔いなどにならないように毒素を代謝してくれるのがアセトアルデヒド脱水素酵素という事になりますね。

 

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