景品表示

記事内に広告を含む場合があります

二日酔いの酷い胸やけに効く食べ物を特集

前日に飲み過ぎてしまって、サプリメントとかで対策はしてあっても胸焼けが酷くてつらい...そんな時ってありますよね。
飲み過ぎた自分が良くないのは分っていても、このつらさは我慢してしまう方も多いのではないでしょうか。

二日酔いの酷い胸焼けに効く食べ物

胸焼けが酷くて具合が悪い時に食べ物のことなんて考えたくないかも知れませんが、胸焼けが酷い時に効く食べ物をご紹介して行きます。

胸焼けの原因は?

胸焼けの原因は、暴飲暴食やストレス、肥満などいくつかの原因があります。

 

しかしながら、このページでは『二日酔いによる胸焼け』をテーマに絞ってお話しを進めたいと思います。

 

二日酔いの胸焼けは、胃壁がアルコールで刺激されたことによって胃酸の分泌過多の状態になることが原因です。
なぜそんなことになってしまうのかというと、アルコールは揮発系の性質をもっていて、
食道⇒胃袋⇒腸へと流れて行くうちにその過程で体中の各部位の粘膜を傷つけて行ってしまうんです。

 

その傷つけた粘膜を自然治癒力で修復するにはどうしても時間が掛かってしまうため、
その間にも胃酸が分泌されたりすることで胸焼けが起こってしまうんですね。

二日酔いの胸焼けは胃薬で治せる?

二日酔いの胸焼けは、胃薬で抑えることはおすすめ出来ません。
というのは前述の通り、胃酸の分泌が過剰に起こってしまっている状態だからです。
胃酸が胃の内容物以上に分泌されてしまっている状態で胃薬を飲んでも却って胃壁を荒らしてしまうんですよ。

 

何故かというと、薬も胃酸で溶けないと効果がなく、薬を溶かすための胃酸で胃壁が荒れてしまうからです。
冒頭でも軽く触れましたが、二日酔いの胸焼けがある時は食べ物がいちばんです。

 

吐き気などで具合が悪くなっている時に食べ物なんてと思われるかも知れませんが、胃壁や食道を守ってあげないと、逆流性食道炎になってしまう可能性もあります。
それに胃壁の荒れが進行すると胃潰瘍や胃ガンに発展してしまう可能性も。

 

実は、胸焼けに苦しんでいる時点での対処がもっとも大切。ということなんですね。

二日酔いの胸焼けに効く食べ物は?

二日酔いの胸焼けに効く食べ物は

  • おかゆ(おもゆ)
  • 柔らかく煮たうどん

これらの炭水化物ですので、胃の消化負担を減らしスムーズに腸まで運ばれて、
そこでさらに分解されて腸管から吸収されて肝臓に糖として運ばれます。

 

そこまで到達すると、肝臓の本来の仕事である身体全体へのエネルギー源である糖の分配が行えるようになるため消化吸収に良い炭水化物は必要な食べものなんですね。
また、肝臓にエネルギーが復活することによって身体の中にまだ残っているアセトアルデヒドの分解がより一層進むというメリットもあります。

 

じゃあ、糖分だけを摂っていればもっと早く肝臓が元気になるんじゃないの?と疑問に思う方がいらっしゃると思いますが、実はちょっとだけ違うんです。
というのも、胸やけが起こるというのは、胃酸などの消化酵素の一部が食道まで逆流している状態で、さらに自分の胃酸で食道や胃袋の内壁を痛めつけてしまっています。

 

そこへ、純粋に糖だけ摂ってしまうと粘膜を修復できないままさらに肝臓が元気づけられて胆汁酸なども分泌されてもっと酷い胸焼けになってしまうかも知れないからなんです。
だから、消化吸収に優れている炭水化物を摂ることで食道や胃袋を通過する事でデンプン質が粘膜を一時的にカバーしてくれる効果が期待できるからなんです。

 

というのは、胃壁が荒れて行くと体力も低下するため、すぐに疲れる状態になってしまいます。
炭水化物は、柔らかく煮たものを食べることで、消化も早くすぐにエネルギー源になるので元気が出ますよ♪

 

ただし、吐き気もあって具合が悪い状態ですから、ひと口あたりを少量にしてよく噛んで消化しやすくして飲み込むようにしましょう。

 

また、胃壁だけではなく、食道も荒れている事が考えられるため、おかゆやうどんも冷まして食べやすい温度にしてから食べましょう。

 

そして、もちろんですが、二日酔いにならない事がそもそもの胸焼け対策になるという事は頭の片隅にでも構わないので置いておいてくださいね。

 

二日酔い 胸焼け 効く