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二日酔いに効くドリンクは?選び方と対処法特集

二日酔いに効くドリンクというと、やはり『ウコンドリンク』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
コンビニの店頭でも売られていて気軽に買えますし、『ウコンの力』なんてTVCMのイメージも強いですよね。

 

ですが、二日酔いに効くドリンクと言っても、

  • 二日酔いになってしまってからの解消に効くドリンク
  • 二日酔い予防に効くドリンク

という2つの意味があります。

 

そこで、このページでは、二日酔いに効くドリンクを『なる前』と『なった後』の2つの側面に分けてご紹介して行きます。

二日酔い予防に効くドリンクの選び方

二日酔い“予防”に効くドリンクというと、おすすめなのは肝臓の解毒・代謝機能を高めることができる栄養素やミネラルが摂れるものと言えます。
代表的なものでいうと、ウコンが主成分の『ウコンの力』や『ヘパリーゼ』などのドリンクがおすすめです。
ウコンドリンクには『ウコンに含まれる“クルクミン”という物質』が二日酔いの原因になる幹細胞に対する負荷を減らしてくれる働きがあると言われています。

 

ウコンが二日酔い予防に効くというイメージはTVCMの力が大きいかも知れませんが、実際に働く物質はクルクミンです。

 

また、肝臓エキスが摂れるヘパリーゼドリンクは、肝臓の解毒機能だけではなく、
糖の貯蔵や疲労物質の乳酸の分解など肝臓の総合的な機能に働きかけてくれるという特徴があります。

 

なので、二日酔いになってしまったときに頭痛や吐き気などの“自分が感じる症状”を基準にどちらが良いのか選ぶのが良いでしょう。

 

具体的には・・・

  • 全体的なだるさや吐き気の二日酔いを予防したい方=ヘパリーゼ
  • 悪酔いや腹痛、下痢などのお酒の副作用を予防したい方=ウコンドリンク

という基準で選ぶのがおすすめの選び方になります。

なってしまった二日酔い解消に効くドリンク

実際に、二日酔いになってしまってからの解消に効くドリンクは、ウコンやヘパリーゼではありません。

 

肝臓の機能を二日酔いになってしまってから高めても“すでに時遅し”だからです。

 

この場合も、先ほどの予防ドリンクと同じように二日酔いの症状に合わせて選ぶのが良いと言えます。

  • 頭痛の場合=コーヒー
  • 手や唇の震え=糖分が強いスポーツドリンクや缶コーヒー
  • 吐き気の場合=塩分を補給できるお味噌汁など(具なし)

このような基準で選びましょう。

 

というのも、二日酔いの頭痛の場合は糖分(脳のエネルギー)が不足しており、
アデノシンという物質が脳血管の拡張を行っているからです。

 

甘いコーヒーなら糖分も補給できますし、コーヒーに含まれるカフェインがアデノシンの分泌を阻害してくれます。

 

手や唇の震えの場合は、一時的な低血糖がその症状になっている原因です。

 

実は、肝臓がアルコールやアセトアルデヒドの分解に水分と糖分を使ってしまうため
糖分を素早く補給できるスポーツドリンク(アクエリアスがおすすめ)や甘い缶コーヒーも良い選択肢です。

 

また、一刻も早く手や唇の震えを治したい!という方は果糖のフルーツジュースを飲むと良いですよ。
なぜなら、果糖の方が身体への吸収がスムーズで早いからです。
その代り、長続きしないのでハチミツも併せて摂ると良いでしょう。
ハチミツはショ糖という多糖類なので、完全分解・代謝されるまで身体の中に残って効果が長続きするという特徴があるからです。

 

そして、吐き気の場合は肝臓だけではなく食道や十二指腸の粘膜が傷ついている可能性もあるため
まずは、身体の中で必須アミノ酸(新陳代謝に働きかける)のタンパク質分解を助けるからです。

ウコン飲んでもダメじゃん!そんな経験ありませんか?

私も経験があるのですが、ウコンドリンクを飲んでも、悪酔いをしてしまったり、二日酔いになってしまったことがあります。
この記事をご覧の方の中にも、そういった経験がある方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。

 

また、ウコンでなくても、ヘパリーゼとか、二日酔いに効果的なサプリメントとか飲み物とかもありますが、それらでも似たような経験がある方もいらっしゃるでしょう。

 

確かに、それらのドリンクやサプリメントなどは、実際に二日酔いや悪酔いに効果的な栄養や成分がたくさん含まれています。
しかし、100%二日酔いや悪酔いを防ぐためのお薬ではないので、効果が効かない時もあるんです。

 

ただ、全く効果がなかった。と言っている方の多くには、共通する部分がありました。
それは、そういった食品に頼り切ってしまっている部分があるというところです。
ダイエット商品でも何でもそうなのですが、いくら特定のものに対する対策効果などが高いと言われていても、それに反する原因を自ら作ってしまっていてはあまり効果が期待できません。
ウコンやヘパリーゼなどでも似たようなことが言えます。
そういったアイテムを試すのであれば、実際の飲みの場でも、こまめに水分補給をするとか、アルコールの摂取を控えめにするとか、そういった工夫をしていくことも大切です。