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日本酒や醸造酒で二日酔いする理由は?

日本酒が好きで良く飲むんだけど、どうしても毎回二日酔いになってしまうという方がいらっしゃるのではないでしょうか。
日本酒もビールやワインなどと同じく、原料を発酵させて糖とアルコールができたところでお酒として完成する
『いわゆる醸造酒の仲間のひとつ』ということになります。

 

実は管理人も日本酒は大好きなんですが、残念な事にかなり高い確率で二日酔いになってしまうので控えるようにしていました。

 

せっかく日本人に生まれたんですから
日本酒の香りと味を存分に楽しみたいところですが身体に合わないというなら仕方がない・・・と思うようにしていたんです。
ですが、今改めてこのサイト(二日酔いや悪酔いの解消についての)を運営していて、どうしても納得できない思いが強くなったので調べてみることにしました。

日本酒で二日酔になる理由は○○○

ここまで、このページでちゃんとした形で皆さんに報告するために日本酒で二日酔いになってしまう理由というのは・・・

 

日本酒に含まれている『不純物が原因』と言われています。
というのは、日本酒は醸造酒の仲間で、醸造の“醸”という字は『醸す(かもす)』という意味なのですが、
これは原料のお米に麹と水を加えることで発酵させることで完成するお酒という意味。

 

これに対して、ウィスキーやブランデーなどは醸造してできたお酒に高い温度で沸かすことで
蒸発した水分とアルコールだけを取り出す行程が加わるため不純物は含まれていないんです。
日本のお酒では焼酎が蒸留酒の仲間になります。

 

日本酒はこの『蒸溜する行程』が含まれないため不純物が残ったままになるのですが、
これが日本酒特有の『味・風味・コク・切れ』といった数値化できない魅力になるというわけです。

 

この『数値化できない魅力の部分』こそが不純物であり、不純物は肝臓で分解・解毒するのに時間が掛かるため
翌日の朝まで身体の中に残ってしまいやすいことで『日本酒を飲むと二日酔いになる』という方もいる理由なんですね。

 

もちろん、日本酒のような醸造酒では二日酔いにならないけど、
その逆に蒸留酒では二日酔いになってしまうという方もいるため、この部分は個人差によるものと言えると思います。
もしかしたら、蒸留酒の方が純度の高いアルコールで構成されていることと関係があるのかも知れませんね。

 

ちなみに飲んだお酒で体内に入ってきたアルコールは、『アルコール脱水素酵素(ADH)』でアセトアルデヒドという中間物質(毒素)に変換され、さらにアセトアルデヒドは『アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)』の働きで酢酸に分解されて、そこから水と二酸化炭素に分けられて身体の外に汗や尿として排出されるという4段階の行程を経て代謝されます。
以前はアセトアルデヒドの毒性だけが二日酔いの原因として犯人扱いされてきたのですが、
二日酔いになっている時点での血中アセトアルデヒド濃度を測ると頂点に達している時よりも『低くなり始めた時点で二日酔いの症状が発生している』ことが最近の研究で明らかにされています。

 

そのため、アセトアルデヒドだけではなくお酒に含まれる不純物や毒素全般が二日酔いに関わっているのではないかという意見もありますが、
現時点では『これこそが二日酔い仕組み』という確定した説が立証されるには至っていません。

 

ですので、日本酒(ビールやワインお含む醸造酒全般)で二日酔いになってしまうという方は
肝臓の『毒素を分解する解毒機能を助けることができるミネラルをおつまみやサプリで摂取しておくのも『醸造酒で二日酔いにならないための予防策』になるかも知れませんね。

二日酔いにならないために心がけておきたいこと

そもそも二日酔いの仕組みというのは、アルコールの中に含まれるアセトアルデヒドという成分が体の中で悪さをしてしまうことです。
大量にアルコールを摂取することによりアセトアルデヒドの分解が追いつかずにこのような症状につながってしまいます。
その症状として、頭痛や吐き気、喉の渇きや体のだるさなどがあれば、それは完全に二日酔いです。

 

では二日酔いにならないためにどのようなことを心がけていけばよいのでしょうか。

 

まずお酒を飲む前の対策としては、何か食べ物いくらか食べておくことで体の中でお酒を受け入れる準備をしていきます。
特に、脂肪分や炭水化物系の食物を摂取することにより、いの中にバリアを張ることができるので、それによりアルコールの吸収を少しでも遅らせることができるんです。
一昔前は、乳製品を摂取することによりそのバリアが効率よく効くという話がありましたが、実はこれはあまり根拠がないそうで、最近では脂質や炭水化物系のもの摂取しておくのが良いと言われています。
なので、コンビニに立ち寄る空きがあるのであれば、何か揚げ物とおにぎりを軽くつまんでおくと良いでしょう。
その分飲み屋さんでの出品も減るのでコスパも良いです。

 

後は、ウコン系の飲み物などを飲んでおくことです。
飲んでいる最中でも、飲んだ後でもウコン系のドリンクは効果的ですが、1番効果的なのは飲む前だと言われています。
なので、先ほどお伝えしたような施術や炭水化物系の食べ物と同時に、ウコン系のサプリや飲み物を購入しておきましょう。
これらを実行することで、二日酔い対策の前準備が完了です。

 

次に飲み会の最中での対策です。
可能であれば、できるだけアルコール濃度が低い飲み物を注文します。
そしてそれらをできるだけゆっくりなペースで飲んでいきましょう。
工場をイメージしていただけるとわかりやすいかもしれません。
工場のベルト・コンベアを流れる商品、これは一定のリズムであれば速やかに処理されていきますよね。
ですが、普段のスピードでありながらも、その2倍3倍の数にもなる商品や部品が流れてきてしまっては、うまく処理することができずに詰まってしまいますよね。
これと似ていて、お酒も飲んでいる最中も少しずつ吸収して分解が行われます。
このスピードは人それぞれなところがあるので何とも言えないのですが、あなた自身が持ってるスピード感をはるかに上回るアルコール摂取をしてしまうと、処理が追いつかずに悪酔いや二日酔いの原因になってしまいます。
なので、できるだけゆっくりと飲むことが大切です。
後は、お酒を飲んだ分と同じ位水分補給をするのもオススメです。

 

このような飲み方をすることでたいていの二日酔いを避けることができます。

 

飲んだ後にも二日酔い対策をすることができます。
1番効果的なのはここでも水分補給です。
水分補給のやり方としては、まとまった水分をがぶがぶ飲むのではなく、30分もしくは1時間おきにコップいっぱい程度の水を飲んでいくという感じが効果的です。
また、水分補給の際はスポーツドリンクがお勧めです。
ただ、スポーツ選手でない方がスポーツドリンクをたくさん飲んでしまうと、むくみや肥満の原因になりかねませんので、水で薄めるなどして飲んでいくのがオススメです。
少し味はまずくなってしまいますが、スポーツドリンクは水分補給のアイテムとしてはかなり最適で、体に吸収されやすいのでより二日酔い対策の効果は高まります。そして最後に寝る前には500ミリリットルの水分をがっつり飲んでいきましょう。
当然ですが寝ている最中は水分補給はできません。
最後の水分補給としてまとまった水分を体に補給します。
その水分をあなたが寝ている最中に体が勝手に運用してくれますので、最後の決め手でまとまった水分補給をするのも大切です。